3月11日。

3月11日。

あれから、１年が過ぎました。
去年の今ごろ、勤務中でした。
いつもと同じ普通の金曜日を送っていました。

ここは、神奈川ですので被災地から随分離れていますが、尋常ではない揺れと共に、職場の電気がすべて消えました。

かなりの揺れが続いたので、私達は怖くなり、薬局を飛び出して、道にしゃがみ込んでしまいました。

ちょうど、薬局には患者さんはいませんでした。

とうとう、駿河湾沖地震がきた！
そう思いました。
電信柱が、ゆらゆらと大きく揺れていました。

停電が続いていましたので、テレビも付かず、情報がありません。
携帯も、ネットも通じず、ただ大変な事が起こったのだと思いました。

この辺の地震だと思っていたので、やっと携帯でニュースが見られた時には、震源 三陸沖 と出ていましたが、三陸ってどこだっけと、すぐにはピンときませんでした。

それが、まさかあんな大変な地震だったとは。

沢山の方々が亡くなり、私達が想像もつかないような被害となりました。

そしてあれからずっと、今も苦しんでおられて、復興も、まだまだ進んではいません。

私も、寄附位しかできずもどかしいです。

そして、私達はその時どうするのか。どうなるのか。
決して人事ではないのです。


もう春はやって来ています。

庭の梅が咲いています。

14時46分 黙祷。